●お知らせ

「早漏」について

 実際に挿入後、すぐに射精してしまうのであれば、これは早漏(早期射精)ということになります。
 陰茎の腟内挿入あるいは刺激の開始から射精に至るまでの生理的時間に関しては多くの報告がありますが、残念ながら統一された基準はありません。18歳〜25歳の健康日本人男性29名を対象とし、同一女性の手指による陰茎に対する刺激の開始から射精までの時間を測定したところ、平均156.5±80.7秒であったとの報告があります。
 このように、実際は一般に考えられているより短い時間で射精に至るものと思います。重要なことは性交時間の長短ではなく、互いが満足できるか否かであり、性交時間が短くても、両者が満足できていれば何の問題もありません。しかし、カップルのどちらかが満足を得られないのであれば、治療の対象になると思います。
 早漏はよく見られる射精障害で、オーガズム反射に対する適切な随意的コントロールができないため、早期に射精してしまうといわれています。治療としては、従来は心理療法が中心でした。しかし最近、塩酸パロキセチンが早漏に有効であることが分かってきました。この薬は、いわゆる抗うつ薬ですが、本剤の副作用として射精障害があり、この副作用を逆手にとって早漏患者さんに投与するものです。早漏に対する用法・用量はまだ確立されていませんが、毎日服用するのではなく、性行為の約5時間前に塩酸パロキセチン20mgを服用するように、私は指導しています。その効果、あるいは患者さんの満足度は、従来の薬剤よりも極めて高く、今後、大変有望な薬剤と考えています。一度、性機能障害を専門とする泌尿器科に受診されてはいかがでしょうか。


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